にきびとおできの違いって何だろう?
にきびとおできは、おなじようなものであり、違いがわからないひとも多いことでしょう。
なかには、にきびとおできを混同してしまっているケースも見受けられます。
しかし、にきびとおできは、まったく別のものです。
にきびには、似たような症状がたくさんあり、違いについて判断しにくいことが特徴です。
にきびというのは、肌の毛穴の出入り口がふさがれたために、皮脂がつまって炎症を引き起こすことをさします。
にきびとよく似ている症状が、おできです。
おできは、肌の毛穴に菌が入ってしまうことから起こります。
毛穴の奥の部分や、そのまわりが炎症を起こしてしまう症状なので、にきびと間違えやすいのでしょう。
おできは、症状などから3つの種類にわけることができます。
毛包炎、せつ、よう、の3つになります。
毛包炎は、ちいさな豆粒くらいの大きさのおできです。
せつは毛包炎よりも大きいおできで、熱、腫れ、痛みなどがあり、さわってみると固いしこりのようなものがあることがわかります。
せつは膿がでてしまえば、自然に治ることもあります。
ようは、せつが数十個もつながってしまった状態のおできをいいます。
ようは、発熱や痛みなどの症状をともなうケースが多く、場合によってはリンパ節が腫れてしまうこともあるといいます。